大阪中高年ハイキングクラブ・ブログ 

大阪中高年ハイキングクラブ例会活動報告

京街道ウオーク ① 高麗橋から守口宿

4月16日(土)京街道ウオーク① 高麗橋から守口宿・大日 AⅡハイキングを行いました。

 

参加は13名。

集合:9:00 大阪証券取引所前 (五代友厚氏の像の前)

コース:高麗橋・里程元票~八軒家船着場跡~京橋~野江水神社~文禄堤~難宗寺~大日駅

大阪取引所 五代友厚氏像

五代友厚氏は明治11(1878)年大阪商法会議所、現在の大阪商工会議所を設立、初代会頭となる。維新後に沈滞した大阪の発展の礎を築いた。

9:02

大阪証券取引所前出発。少し風の強い寒い一日になりそうです。

 

9:09

ミーティング

 

9:36

高麗橋着。高麗橋豊臣秀吉の時代に大坂城の外堀として開削された東横堀川に架かる橋です。里程元票が設置されていた跡の碑があります。

今は高速道路の下にありますが、作られた当時は立派な橋だったことでしょう。



9:43

八軒家船着場跡。日本で初めての本格的な常設の水辺の情報発信拠点として誕生。八軒の大きな船宿があったと言われ、永田昆布店の前に碑が建てられています。

 

10:37

のだばし跡碑。京街道起点でもあった京橋とともに公儀橋(幕府が直接管理する橋)に指定されていた。

10:50

京街道の碑

 

11:26

野江水神社着。天2年(1533)三好政長が近くに榎並城を築く際、たびたび水害に見舞われていたことからあ、水火徐難の守護神として建立されたのが起源とされ、、現在も水道工事やお風呂屋さんなど水に関係する人の参拝が多い神社です。

1:14

児童公園着。昼食です。

可愛い集合写真。







1:42

出発。京街道の碑が路面の標識に代わりました。

 

13:23

京街道を曲がり、文禄堤

文禄堤大坂城から伏見城までをつなぐ最短ルートとしてえ、文禄2(
1596)年に豊臣秀吉が淀川左岸の堤防を改修・整備したもので、守口宿の一部が築かれました。




14:00

難宗寺着。樹齢約400年のイチョウが今も青々と葉を繁らせている。



14:23

守口の一里塚跡。




15:33

淀川の堤防には八重桜が満開で壮大な鳥飼大橋の手前から大阪メトロ大日駅で解散。




※ 京街道とは大坂と京に城を築いた豊臣秀吉は。文禄5(1596)年、2つの城を最短距離で結ぶため淀川沿いに文禄堤を整備し、この堤の道が京街道となりました。その後天下統一を果たした徳川家康京街道を発展させるため、守口宿、枚方宿、淀宿、伏見宿の4ケ所に宿駅を設け、この京街道四次と江戸から京都までつないだ東海道五三次を合わせて、江戸と大坂を結ぶ東海道五七次と呼ばれています。

当クラブでは、2022年度は、京街道ウオークとして5回予定をしています。

CLの詳しい説明を受け、数百年前の歴史が今も身近に感じられる道を歩くのは興味深い事です。

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