大阪中高年ハイキングクラブ・ブログ 

大阪中高年ハイキングクラブ例会活動報告

北比良縦走~花と新緑と展望~

4月27日(日)「北比良縦走~花と新緑と展望~」例会、BⅢハイクを実施しました。参加者8名。

 

1.計画概要

1)アクセス

JR大阪駅6:21発(快速米原行)→6:54着京都駅/7:00発(普通近江今津行)→7:37着比良駅

2)コース

比良駅~ノタノホリ~堂満岳~烏谷山~比良岳~打見山~クロトノハゲ~志賀駅

)標準時間等

歩行:約9時間 距離:約16㎞ 累積標高:+-1500m コース定数:36

4)山域の概要とコース設定:

北比良は比良山系の中央に位置する山域です。そして釈迦岳、堂満岳はこの山域を代表する山です。

今例会は花と新緑の季節に比良駅から関西有数のホンシャクナゲの自生地である堂満岳を東陵道から上り、烏谷山~比良岳~打見山へと縦走路を南へ歩き、キタダカ道から下り志賀駅へと歩く、縦走コースで実施しました。今回のコースは累積標高1500mのロングコースです。会の例会としてはきつめのコースであり、時間管理と共に、山行の進捗状況によってのエスケープについては特に留意しました。

 

2.山行の記録

1)比良駅~堂満東陵道分岐へ

大阪駅を6時21分発の米原行き快速電車に乗り、途中京都駅で乗換え、7時37分比良駅に到着しました。昨年の土砂崩れの影響により、比良駅からイン谷口へのバスは廃止されており、比良駅からのスタートとなります。駅前広場でミィーティングとストレッチ体操を行った後、7時50分スタートします。途中、住宅地や林間域を通り、8時29分堂満東陵道分岐に到着しました。

2)堂満東陵道分岐~ノタノホリ

東陵道分岐から先に進みます。途中、廃屋が目立つ別荘地を通り、本格的な山道へと進みます。徐々に傾斜はきつくなりますが、新緑に癒されながら進み、8時58分ノタノホリに到着しました。ノタノホリはモリアオガエルが生息している事で知られている沼です。水面に映る新緑も綺麗で、此処で小休憩を取ります。

3)ノタノホリ~堂満岳

休憩後、9時05分 出発します。 少しずつ高度を上げながら谷沿いの道を進みます。

やがて枯沢を通過、幸いな事に好天が続いていたため水が無く歩きやすいコンデションです。ルートを確認しながら進み、更に高度を上げて行きます。9時50分 標高721m地点のポイント、東陵道尾根へ到着しました。休憩を取り一息入れます。

休憩後、先へ進みます。東陵道の尾根にはブナの森が広がっています。穏やかな傾斜ときつい傾斜を繰り返しながら更に高度を上げていきます。イワウチワや山ツツジなどの花も目につき始めます。北側に目を向けると釈迦岳やヤケオ山、ヤケ山へと続く山並も目に入ります。

次第にシャクナゲの花が見られる様になります。1週間前にはまだ「蕾が硬い」と聞いていましたが、咲き始めていました。蕾が多いですが、それなりに多く咲いていました。また咲き始めの花はイキイキとしており綺麗です。そして堂満岳直下の急登(200m程の距離で、標高250m程)を上って行きます。

4)堂満岳山頂

10時45分 堂満岳へ到着しました。比良駅から2時間50分要しましたが、まずまず順調に歩けています。シャクナゲは山頂でも咲いていました。まだ蕾が多いものの、今年は当たり年です。5月上旬が見ごろでしょうか。またイワウチワも多く咲いていました。花と琵琶湖の展望を楽しみながら休憩を取ります。

5)堂満岳~南比良峠、荒川峠、烏谷山へ

休憩を終え、11時15分 堂満岳から比良縦走路へと進みます。途中のビューポイントでは、南側にこれから目指す蓬莱山や打見山、北側には武奈ヶ岳などが見えます。

11時23分 比良縦走路との出合いに到着、此処からはコースを南に取ります。11時40南比良峠、12時00分荒川峠を通過します。縦走路では芽吹きが始まったばかりの木々も多く、眩しいばかりの新緑とは言い難いですが、天気も良く、気持ちの良い歩きが続きます。ビューポイントからは琵琶湖の展望も広がります。

12時25分 昼食場所の烏谷山に到着しました。山頂からは概ね360度の展望が広がり、北側に堂満岳や武奈ヶ岳、釈迦岳、ヤケオ山などの山々、東側には琵琶湖、南側には蓬莱山や打見山などが見えます。大展望を楽しみながら休憩を兼ねて昼食をとります。女性陣は日陰を求めて奥側で昼食、、、。

6)烏谷山~比良岳~打見山

12時50分 烏谷山を出発、縦走路を更に南へ進みます。13時05葛川越、13時25分比良岳を通過します。比良岳は雰囲気はありますが、ピークがはっきりしない山です。

13時55分木戸峠を通過、自然林に恵まれた縦走路を更に進み、琵琶湖バレースキー場へ出ます。そして最後の急登、スキー場の横を直登するイメージで一気に上って行きます。14時20分ついに打見山へと到着しました。比良駅を7時50分に出発してから6時間半要しました。打見山山頂から歩いてきた道を振り返ると堂満岳や武奈ヶ岳、釈迦岳、ヤケオ山などがみえます。良くここまで歩いてきたものだと、、。 

打見山で、小休憩と飲み物を調達し、志賀駅までの下りへ備えます。

7)打見山~クロトノハゲ~天狗杉~志賀駅

14時30分 打見山からキタダカ道を下ります。途中 クロトノハゲ、天狗杉を通過、ゴロゴロした小石の多い長い下りです。凡そ30~40分ごとに一息入れ、集中力が切れない様に気を付けて下って行きます。そして2時間少し歩いた後、16時40分に志賀駅に到着、長い下りでした。下りで転倒がありましたが、大事に至らず全員無事に下山、最後SLの締めの挨拶で例会を終えました。

距離16km、累積標高+-1,500m、歩行時間7時間40分(休憩時間を除く)の北比良縦走BⅢ例会でした。SLのNさん、参加された皆さん、お疲れ様でした。山行終了後、志賀駅近くのお店で反省会。

 

3.山行をふり返って

今回の例会は北比良のシャクナゲなどの花と新緑と展望を楽しむ事を狙いとしたB山行例会でした。しかし、累積標高1500m、標準歩行時間が9時間のロングコースであり、計画に当たっては①早い時間でのスタート、②ポイント毎の時間管理、進捗管理、③歩行や参加者の体調の状況に臨機に対応できるようエスケープ計画の準備に留意しました。

幸い、参加者は健脚揃いで、写真撮影タイムや休憩も余裕を持って取る事もでき、概ね順調な山行が実施できました。

今冬の寒さの影響もあり、此処、比良においても花の開花や山の新緑は総じて遅れ気味でした。自然界の営みは年によりその速さが違いますね。シャクナゲで知られる堂満岳、今年は当たり年でもあり、見頃のシャクナゲに期待を寄せていましたが、まだ咲き始めの段階で、これからが本番、その点は残念でした。しかしそこそこ咲いており、眩しいばかりの好天にも恵まれ、それなりに満足出来るものでした。

打見山に到着後歩いてきた道を振り返ると、比良山系の主稜線や堂満岳が、、、。今回の例会がきつめのロングコースであっただけに、よくぞ此処まで歩いてきたもの、、、と満足感、達成感も味わう事もできました。

ヒヤリハット1件:下りでの転倒、幸い大事に至らず。転倒は重大事故にも繋がりかねません。私達中高年にとって特に気を付けたいものです。油断せず、慎重に歩く、そして下りでは集中力を切らさないよう適度に休憩を取る、大切ですね。

(文責:No743)