大阪中高年ハイキングクラブ・ブログ 

大阪中高年ハイキングクラブ例会活動報告

新緑季の比叡山縦走

5月18日(日)「新緑季の比叡山縦走」例会、AⅢハイクを実施しました。参加者12名。

1.計画概要

1)アクセス

京阪淀屋橋駅7:35発(特急)→ 出町柳駅8:30着/(京都バス)8:50発→戸寺バス停9:17着

見直し後:出町柳叡電)→八瀬(ケーブル)→ケーブル比叡駅

2)コース

戸寺バス停~仰木峠~水井山~横高山~玉体杉~峰道展望台~つつじケ丘展望台~ケーブル比叡駅 (→ケーブルにて下山・ケーブル八瀬駅(解散)

見直し後:逆コース、仰木峠からの下りを京都トレイルコースから東海自然歩道

)標準時間等

歩行:約5時間 距離:約10㎞ 累積標高+1000m・-550m

4)山域の概要とコース設定等:

比叡山は、滋賀県京都府の県境に位置する標高848メートルの山、東の頂を大比叡、西の頂を四明岳、総称として比叡山とされています。

古くからの信仰の山で、山域には天台宗の総本山・延暦寺があり、根本中堂を中心に多くの塔頭が点在しています。この為、比叡山の登山には歴史を感じながら歩く事に味わいがあるとも云われています。この山域には京都一周トレイルや比叡比良トレイルのコースも設定されており、年間を通じて多くの登山者が訪れます。

今例会は大原戸寺からスタート、ケーブル比叡駅までを、新緑を楽しみながら歩く例会として計画したものです。過去2年、この例会は雨の影響で中止となり、この為今年も年間計画に取り入れられたものです。ただ、この計画CLのなり手が見つからず、依頼を受けてCLをお受けしたものです。この計画の下見を行うと、会の「A例会」としては水井山・横高山からの急坂が危険で、下りにリスクがある事が判明。例会前日の降雨によるコースコンディションへの影響も心配され、CLSL相談の上、より安全な例会となる様、水井山・横高山からの急坂の下りを避け、逆コースで実施する事としました。

2.山行の記録

1)ケーブル比叡駅つつじケ丘展望台

8時30分京阪出町柳駅で待ち合わせ、8時37分発の叡電・八瀬から9時発のケーブルに乗り、9時10分過ぎにケーブル比叡駅に到着。此処で軽くミィーティングとストレッチを行った後、9時25分スタートしました。道は歩きやすく、新緑の季節、気持ち良く歩きます。しばらくするとスキー場跡を通過、また進行方向の左側には京都北山や比良の山並が広がり始めます、大原集落も。そしてツツジの群生、、、山ツツジでしょうか、まだ綺麗に咲いています。9時45分つつじケ丘展望台に到着、京都北山や比良の山並を楽しみます。

2)つつじケ丘展望台~釈迦堂

しばらく展望を楽しんだ後、京都トレイルのコースをなぞり、10時08分  比叡山西塔の山域へと進みます。このコースは千日回峰行の道の一部とも重なります。浄土院を通過し、10時22分釈迦堂に到着。浄土院は伝教大師の御廟所、釈迦堂は西塔の中心をなす建物で山内最古の建物として知られています。

3)釈迦堂~峰道展望台

10時30分、釈迦堂を後にします。新緑の中を気持ち良く歩き、11時55分レストラン峰道にある展望台に到着、少し早目の昼食をとります。 

 4)峰道展望台~玉体杉

ゆっくりと昼食タイムを取った後、11時25分出発、11時51分玉体杉へ到着。玉体杉の云われは別にして、展望が良く小休憩を入れます。宝ヶ池界隈、鴨川、府立植物園、京都御所など京都市街地の展望を楽しみます。

5)玉体杉~横高山

12時 玉体杉を出発。せりあい地蔵分岐まで進むと、いよいよ此処から横高山への上りが始まります。距離と標高差はそれ程でないのですが、中々の急登です。下りでの利用は推奨できません。12時10分 山頂に到着しました。展望に恵まれていませんが、自然林の新緑が綺麗です。

6)横高山~水井山

休憩後、水井山へ進みます。新緑が綺麗です、自然林の新緑を楽しみながらの歩きとなります。途中、山ツツジやヤブデマリの花が咲いていました。水井山への上りも中々の急登です(やはり此処の急坂の下りも推奨できません)。頂上に近づくとやがて東側に琵琶湖が見えてきます。12時38分水井山に到着しました。水井山は今回コースの中で最も標高が高く794mの山です。

7)水井山~仰木峠

小休憩の後、更に先へ進みます。植生が自然林から植林された杉林へと変わります。人の手が入った杉林の中の道を下って行きます。13時30分仰木峠に到着しました。

8)仰木峠~大原バス停

仰木峠からの下りでは、木の根の多い京都トレイルの尾根道を避け、野村分れに続く東海自然歩道のコースを取ります。そして帰りのバスの混雑を考慮し、始発バス停の大原バス停へと向かい、14時24分 無事下山し、例会を終えました。

当初計画より難易度を下げましたが、距離10.7km、累積標高+500m・-950m、歩行時間4時間05分(休憩時間を除く)の比叡山縦走AⅢ例会でした。SLのMさん、参加された皆さん、お疲れ様でした。ヒヤリハット無し。大原からの帰りのバスは観光客で超満員、三条大橋近くの店で有志により反省会。

3.山行をふり返って

今例会は過去2年、雨による中止を受けて3年ぶりに実施された、大原~ケーブル比叡駅間を縦走するAⅢ例会でした。

過去2年、会の年間計画に組み込まれてきた事から計画内容をそのまま踏襲しましたが、下見で戸寺からスタートする水井山と横高山の下りは急坂で意外と厳しい事が判明。会の「A例会」、しかも一緒に歩いた事がない方々もおられる山歩きでもあり、このまま進める事はリスクが高いと判断、下見実施後も迂回ルートを確認する為、更に下見を重ねましたが、此処も悪路。そこで、水井山、横高山からの急坂の「下り」を「上り」に変更、木の根も多い京都トレイルの尾根道の下りも避け、東海自然歩道から大原に下山する計画に急遽変更、難易度を下げ、逆コースで実施する事としました。

この見直しで計画面での安全性がより担保できた事から、気持ちも少し軽くなり、余裕を持って例会にのぞむ事ができました。中高年者のハイキング例会は普段一緒に歩いた事のない方々とご一緒する事も多いですが、普段の山歩きの状況が分らない為、計画はより慎重に、ゼロから安全面をチェックする事が大事と改めて痛感した次第です。

(文責:No743)