11月16日(日)「奥比良・蛇谷ケ峰秋山縦走」例会、B1ハイクを実施しました。参加者10名。
1.計画概要
1)アクセス
JR大阪駅(敦賀行新快速)7:45発→近江高島駅8:53着/9:04(コミュニティーバス)→畑バス停9:39着
2)コース
畑バス停~横谷峠~アラ谷峠~ポポフ峠~滝谷ノ頭~蛇谷ケ峰~グリーンパーク思い出の森~学校前バス停
3)歩行時間等
歩行時間:5時間30分 距離:11㎞ 累積標高:+-800m
4)山域の概要とコース設定等:
奥比良は大津市の北比良峠から武奈ヶ岳・釣瓶岳・地蔵山・蛇谷ケ峰へと高島市まで伸びる比良山系西側の山脈域を言い、比良山系・比叡比良トレイルの最奥の山域に当たります。
今例会は畑集落からスタートし、横谷峠へ上り、そこからコースを北に取り滝谷ノ頭、蛇谷ケ峰、朽木へと続く尾根道・稜線を、紅葉黄葉期の自然林の美しさや琵琶湖や湖東・湖北・若狭・京都北山・比良等の山並の展望を楽しみながら縦走し、朽木へと下るコースで計画実施しました。
計画に当たっては①ザレた下りや九十九折りの痩せた下りへの留意 ②人の少ないルートであり静かな山行が楽しめるものの、熊の生息域でもある事から出会い頭の遭遇に気をつける ③交通の便が必ずしも良くない事から復路のバスに間に合うよう、時間計画を作成の上、ポイント毎に時間を管理しながら歩く、以上3点に留意し計画実施しました。
(蛇谷ケ峰山頂からの今年の干支の「蛇」)
2.山行の記録
1)畑.バス停~畑集落~棚田の畦道~登山口
JR近江高島駅9:04発のコミュニティーバスに乗り、畑バス停9:39に到着。バス停でミーティング、CLから今日のコース概要説明の上、9時52分スタートしました。
畑集落は「標高300~400メートルの山腹にすり鉢状に広がる棚田に見守られる様に家々が点在」しています。畑の棚田は「棚田百選」にも選定されています。この集落内の道や棚田の畦道を通り、登山口へと進みます。




2)畑集落の登山口~横谷峠
最初は植林された杉林の中を歩きます。高度を上げるに連れてブナやクヌギ等の自然林が広がり、紅葉黄葉も見ることができる様になります。今日最初の急登、横谷峠迄は今コースで最もきつい上りです。
10時48分 急登を上りきり横谷峠へ到着しました。此処、横谷峠は南への釣瓶・武奈ヶ岳へのコースと北への蛇谷ケ峰へのコースとの分岐点となっています。比叡比良トレイルのコース上にある気持ちの良い場所です、小休憩を取り一息入れます。







3)横谷峠~滝谷ノ頭
10時53分 横谷峠での休憩後、北にコースを取り、アラ谷峠~ポポフ峠~滝谷ノ頭へと進みます。ポポフ峠近く迄は植林された木々も目立ちますが、次第に自然林が広がり、アップダウンがあるものの、概ねなだらかな尾根歩きとなります。
自然林の紅葉黄葉は終盤を迎えており、既に落葉している木々もありますが、なお綺麗な紅葉黄葉が楽しめます。木々の隙間からは東に畑の棚田やリトル比良の山々、琵琶湖も見ることができる様にもなります。
落ち葉でコースがやや解りづらい所もありますが、登山者も少なく静かな山行が堪能できるコースです。小春日和の天気に恵まれ、青空と紅葉黄葉そして落ち葉、本当に気持ちの良い秋山の縦走です。
11:32分頃 気が付かず、いつの間にか滝谷ノ頭を通過していました。





4)滝谷ノ頭~蛇谷ケ峰
更に蛇谷ケ峰を目指して進みます。自然林の紅葉黄葉と青空、木々の隙間からの琵琶湖・山並の景色を楽しみながらの、気持ちの良い歩きが続きます。今年の干支の「蛇」も、、、。



(琵琶湖の向うには伊吹山や湖東の山々)
そして2回目の急登箇所を迎えます。大きな上りではないのですが、アップダウンを繰り返してきただけにきついですね。
高度を上げるに連れて視界が更に開ける様になります。そして、12時23分 蛇谷ケ峰へ到着しました。歩き始めて凡そ2時間半要しました。








5)蛇谷ケ峰山頂
蛇谷ケ峰の山頂は360度の展望に恵まれています、比良山系の中でも随一の展望です。
南側に横谷峠から南に延びる釣瓶岳・武奈ヶ岳等、東側に伊吹・金糞・横山等の湖東湖北の山々、南東には近くにリトル比良、遠くに鈴鹿の山々、西から北にかけては京都北山や若狭・マキノの山々。また湖西の山並の向うには冠雪した「白山」っぽい山も(肉眼ではわずかに見えましたが、写真では写っていませんでした)。
集合写真を撮った後、それぞれ大展望を楽しみながらの短い昼食タイムです。


(琵琶湖と「蛇」、琵琶湖の向うには左から伊吹、右に鈴鹿の山並)
(左(西)から右(北)へ、京都北山・若狭・高島トレイルの山並)
(右から左へ、伊吹山、金糞岳、横山岳など、湖東から湖北の山並)
(手前はリトル比良)
(展望を楽しみながらの昼食タイム)
6)蛇谷ケ峰山頂~グリーンパークの森
昼食時間は写真撮影等を除き15分。帰りのバスの時間の関係もあり、参加の皆さんにはご無理をお願いしました。12時45分 山頂を後にします。
下りも自然林と展望に恵まれ、気持ちの良いコースが続きますが、少しザレ気味の箇所や九十九折れの痩せた道の下りもあり、事故の無いよう足元に注意しながら慎重に歩きます。歩き慣れした会員さんは下りを楽しんでおられましたが、紅葉や展望を楽しむよりも転倒しないよう集中して歩いて頂いた下りでした。
13時52分 グリーンパークにある登山口に無事下山。






7)グリーンパークの森~道の駅~学校前バス停
此処からゴールのバス停まではグリーンパークを通り抜け、更に35分程の歩きとなります。14時35分のバスに乗るべく速足で進み、5分前にゴールの学校前バス停に到着、何とかバスに間に合いました。
バス停近くの店でビール・ハイボールを購入、概ね貸切状態(我々以外には1人のみ)のバスの中で一息入れ、帰路につきました。最後は慌ただしくバタバタとなりましたが、JR安曇川駅でSLのNさんの締めで例会を終えました。
距離11km、累積標高+750m・-850m、歩行時間4時間10分(休憩時間を除く)の奥比良/蛇谷ケ峰秋山縦走B1例会でした。SLのNさん、参加された皆さん、お疲れ様でした。





3.山行をふり返って
蛇谷ケ峰は比良山系の中で最も北に位置する山域、いわゆる奥比良の山域にあります。交通の便は必ずしも良くありません。その為蛇谷ケ峰は朽木側登山口からのマイカーを利用した登山が一般的です。
しかし朽木からの上り下りでは若干面白みに欠ける事から、今例会は高島市畑集落から横谷峠、蛇谷ケ峰、朽木へと続く比良トレイル最北部のコースを縦走する計画としました。このコースは自然林が広がり展望に恵まれています、歩く登山者も少なく静かな山歩きが楽しめます。そこで紅葉黄葉の季節の秋山を楽しむ事を目的に計画実施したものです。
幸い天気に恵まれ、小春日和の中での山行となり、紅葉黄葉は終盤でしたが、まだなお綺麗で、紅葉黄葉と青空、稜線と山頂からの大展望が十二分に堪能、楽しめた贅沢な秋山山行となりました。
なお、計画実施に当たり気になった「下りの歩き」や「熊との遭遇」の心配も、参加された皆さんの健脚と賑やかなおしゃべり等で杞憂に終わり、何事もなく無事に下山できました、参加された皆さんに感謝です。ただ、その一方で、日の短い季節でもあり、帰りのバスの関係で慌ただしい山行スケジュールとなった事については、ただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。明るい内に帰るか、遅くなってもゆっくりと歩くか、奥比良は遠方だけにその兼ね合い、判断は難しく悩ましいですね。
※久しぶりの例会参加、久しぶりの投稿。今回もだらだらと長いブログとなりました。
(文責:No743)