2025年2月18日 葛井寺(国宝千手観音御開帳)から、道明寺梅林まで、 SⅠハイキングを行いました。
参加は10名

駅を出て商店街から住宅地を歩き、葛井寺へ。
9:57 掃除の行き届いた境内に入り、右には「旗掛けの松」。楠木正成亡き後、息子の正行他は戦いを続け藤井寺においても幕府方の細川顕氏方に大勝したと言われています。その時、「非理法権天」の旗を松の木に立てかけたとの言い伝えから現在まで残されています。
「国宝十一面千手千眼観世音菩薩」が御開帳されているでお参りする。毎月18日に御開帳されるので、境内の藤を楽しみにお参りしてもいいねと話しました。



「十一面千手千眼観世音菩薩」は、
合掌手を含む40の大手と1001の小手をそなえ、一掌ごとに一眼を持つ。日本では千手観音は42臂(手)で表すのが一般的で、実際に千臂(手)を表すのはこちらの本像と数例しかない。
春日仏師の稽分会・稽首勲親子が制作し、行基が開眼したと伝わります。
大木が1本。楠の木でしょうか。

10:56 小室山古墳にむかう。古市古墳群の中で登ることが出来る古墳である。麓には咲始めた梅の花。
前方後円墳の後円墳部に登ると西名阪自動車や近鉄電車に挟まれているのがわかる。それぞれ、古墳をよけてひかれているそうです。譽田断層が近くにあるとの会員さんの説明で、大昔も地震の断層の知識があったのにはビックリしました。

「仲姫命陵古墳」の前をとおり、11:22「古室八幡宮」で昼食。

13:15 出発。近鉄線の線路を渡ると、近鉄電車と澤田八幡神社とが並ぶフォトスポット。
鍋塚古墳のまえを通り、土師ノ里駅前のWCへ。
R170号線を渡り道明寺へ。珍しい木がありました。「木患子」(もくげんじ)
ムクロジ科のモクゲンジとムクロジは硬くて黒い種子がなり、数珠の起源説があります。
隣には菩提樹の木もありましたが、葉はすべて落ちて寂しい感じがしました。
本尊は十一面観音像で菅原道真作と伝えられ、国宝に指定されています。


少し歩き、梅林が楽しみな道明寺天満宮へ。





門前には「土師窯跡」の石碑
我が国陶業発祥の地として建碑されました。古墳時代の土師部は埴輪を始めとする土師器や古墳築造の業務に従事していました。
「ロウバイ」が満開。

「おじいさんの木 第6号」が裏にありました。NPO大阪緑と樹木の診断協会」の木札があり、クスノキです。

「おじいさんの木 第7号」はムクロジです。

道路の横に「カタバミ」の黄色が春を告げています。

歩行時間2時間30分 距離5km
寒さが厳しいとの天気予報とは違い、暖かな一日でした。
by №555 hokusetu yamazakura